エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』を実際の本で読みました。
本の内容
“最小の時間で成果を最大にする”ための方法が書かれている本です。
主に仕事をこなすための時間の上手な使い方について書かれていますが、一生懸命に時間が許す限り仕事をし続けるのではなく、最小の時間で仕事をこなすためにはどうすれば良いかをさまざまな事例とともに紹介しています。
要約
最小の時間で最大の成果を出すためには成果を求めて闇雲に仕事をするのではなく、大事なこと以外を捨ててより少ないタスクにフォーカスし、やることを計画的に減らしてより大事なものを見極め、残った重要なタスクのみを全力で取り組むエッセンシャル思考を身につけるべきということが書かれています。
すべてのタスクを最大限やろうと思うとやることが増えすぎて時間が足りないばかりか、やることの多さに疲れ切ってしまい本来のパフォーマンスすら出せなくなります。
そんな状況を打破するために敢えてやるタスクを吟味し、本当に大事なタスクにのみ集中することで素晴らしい成果が上がります。
やるタスクを厳選することで一部の仕事は切り捨てられてしまいますが、重要な仕事というのはそこまであるものではなく、結果としてパフォーマンスも変わらないばかりかたくさんタスクを抱えていた頃よりも上回ります。
感想
まさに仕事量の多さに疲れ切っていた頃に読んだので、時間の使い方を考えるだけでこうも変えられるのかと目から鱗が落ちました。
ただ、重要でないタスクの厳選は本当に重要なタスクも切り捨てて怠け者になってしまう危険性もはらんでいるので、自身の怠け心と戦いながら実行する必要がありそうだなとは感じました。
ちなみに表紙を見るだけで本の伝えたい結論が分かるので、本当に時間をうまく使おうとするのなら表紙だけ見て納得するのが一番です。
(たくさん抱えているとぐちゃぐちゃして何も出来ないけど、シンプルにすると荒い線の中でくっきりとした丸が見えるというデザインになります)
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