13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海
『13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海』を実際の本で読みました。
本の内容
国同士のやり取りを考える中で、その国が地球上のどの位置に存在しているかを踏まえて物事を考える“地政学”についての本となっています。
要約
主人公である高校生の大樹、中学生の妹である杏、アンティークショップを経営するカイゾクを登場人物とし、物語形式で地政学という観点から世界情勢を考えていく物語となっています。
7日間かけてカイゾクが地政学を語るという内容になっており、チャプターも以下の7つに分かれています。
・海路の重要性
・核ミサイルの有効性と隠し方
・国土が広い国の事情
・国の成り立ち方と滅び方
・豊かにならないアフリカの事情
・国が地球上のどの場所に位置しているかの重要性
・宇宙から見た地政学について
地政学という言葉すら知らない人でも分かりやすく伝えてくれる本で実際に学校の図書室によく置かれているらしいですが、大人でも読み応えがある内容となっています。
感想
地政学の入門的な本を読むのはこれで2冊目ですが、前の本の情報を程々に忘れていたこともあり復習のつもりで読むことができました。
話を聞いて疑問に思うことを登場人物がまるで代弁するかのように質問してしてくれる構成となっていて、内容もすんなりと頭に入ってきます。
改めて地政学的に日本を考えると、四方を海で囲まれている上に東には強い同盟国がおり、かなり恵まれている地形だなと感じました。
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